【IR加熱方式】 大型部品の熱分散解決
当社のリワーク装置におけるトップヒーターは、ホットエアー(熱風)とIR加熱(赤外線)を適宜交換することが可能です。IRヒーターユニットを接続することにより、制御画面も自動でホットエアーモードからIRモードの画面へ切り替わります。両モードの画面構成は同じであり、操作性も一貫していることから、迷うことがありません。ホットエアーとIRヒーターでは以下のような特徴があります。


【ホットエアー】
・使用ノズルを使い分け、特定部品の局所加熱に最適
・反射率の高い特殊部品などが含まれている場合に最適
・対流の早い部分は温度が上がりやすい
・対象物近くのコネクタ樹脂が変形、変色する可能性あり
【IRヒーター】
・前面加熱により、基板の反りなどを抑制できる
・大型基板などの全体を均一に加熱することが可能
・広範囲の加熱により、温度のバラつきが少ない
・大型部品(35㎜以上)、高さのある部品にも対応可能

IRヒーターは全体加熱をするため、加熱をしたくない部品にはアルミ箔などで赤外線を遮断することが必要です。樹脂の変色や変形を避けることができ、効率的に加熱を行うことができます。このように、加熱方式を切り替えることができることは、大きな魅力ポイントの一つと言えます。
担当者からのご提案
守備範囲の広いリワーク装置
当社のリワーク装置は60年以上の知見とノウハウを蓄積しており、さまざまな業種のお客様に提供とサポートを続けてきました。加熱方式が柔軟に切り替え可能なリワーク装置は他になく、高品質なリワークをスキルレスで行うためには非常に向いています。これまでのお客様からの声を装置に反映させ、アップデートを重ねてきた技術の結晶を、ぜひ体感してみてください。
