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PRODUCTS

Pb(鉛)フリーはんだ・フラックス

Pb-FREE SOLDER, FLUX

様々な種類の鉛フリーはんだ、フラックスなどの提供が可能です。

はんだは作業性重視・信頼性重視・低温など多種多様な種類があり、形状も棒はんだ・やに入りはんだ・ソルダペースト・プリフォーム・ソルダボールなど豊富なラインアップを用意しています。また、フラックスについてはプリント基板用・リードフレーム用などの種類があり、高作業性や高信頼性など優れた高品質の製品提案ができます。

地球環境にやさしい 鉛フリーはんだ

鉛フリーはんだ・フラックスとは

ABOUT Pb-FREE SOLDER, FLUX

鉛フリーはんだとは、従来の鉛を含むはんだ(Sn-Pb)に代わって使用されているはんだであり、環境負荷低減を目的とした鉛を含まないはんだのことです。主成分としてスズ(Sn)が用いられており、銀(Ag)や銅(Cu)を適量配合した合金が一般的です。

フラックスは、部品と基板を接合するはんだ付けを行うにあたり、金属表面の酸化物を除去し、はんだの濡れ性を向上させる薬剤のことです。ロジン等の樹脂と活性材や溶剤を混合した液体です。接合部の酸化防止や界面の清浄化の役割も果たしており、強固で信頼性の高いはんだ接合を実現するために必須となります。

鉛フリーはんだ・フラックスとは

鉛フリーはんだ・フラックスの種類

TYPES OF Pb-FREE SOLDER, FLUX

鉛フリーはんだは、環境規制(例:RoHS指令)に対応するため、主に以下の種類があります。

<鉛フリーはんだ>
■Sn-Ag-Cu(SAC合金)
 ・一般的な組成:Sn96.5-Ag3.0-Cu0.5
 ・主流のはんだ 汎用性が高い
■Sn-Cu
 ・コストパフォーマンス良好
■Sn-Ag
 ・一般的な組成:Sn96.5-Ag3.5
 ・優れた熱伝導性 特定用途で使用
■Bi(ビスマス)を含むはんだ
 ・低温用途
 ・基板や部品への熱ダメージが最小限

<フラックス>
■ポストフラックス
 ・接合部の酸化防止 濡れ性向上
 ・無洗浄タイプが多い
■半導体フラックス
 ・各製造プロセスに特化した機能が求められる
 ・洗浄されることが多い

鉛フリーはんだ・フラックスの種類

鉛フリーはんだ・フラックスのメリット

MERIT

鉛フリーはんだ導入のメリットは、RoHS指令や他の環境規制に準拠していることから、持続可能な製造プロセスを実現することができます。特に鉛中毒などの健康リスクを排除すること可能なため、活発に採用が進んでいます。また、接合部の耐久性や信頼性も向上し、長寿命の製品設計が可能です。

フラックスの導入メリットは、はんだ付けの際に酸化物を除去し、金属の接合部を清浄に保つことができる点です。はんだの流れを良くし、強力かつ信頼性の高い接続を実現することができます。

鉛フリーはんだ・フラックスのメリット

鉛フリーはんだ・フラックスに用いられる技術

technology

従来の有鉛はんだに代わる様々な技術が採用されています。

主に用いられるのは、錫(Sn)をベースにした合金であり、銅(Cu)や銀(Ag)などを添加して溶解温度や接合性を最適化しています。これにより、接合部の耐久性や耐熱性が向上します。

また、フラックス技術も進化しており、酸化膜の除去や濡れ性の向上を図るために、鉛フリーはんだの特性に適した活性成分が配合されています。一部の技術では、微細構造やナノ粒子を利用して接合の均一性や強度を高めています。加えて、環境負荷を抑えながら製造効率を維持するために、プロセス制御技術が進化し、リフロー装置やスルーホール実装への対応も可能になっています。

鉛フリーはんだ・フラックスを上手に使うノウハウ

know-how

はじめに、ソルダペーストを使用する際は、常温に戻した後にかくはんを行い、粘度を安定させることが重要です。理由としては、鉛フリーはんだは有鉛はんだよりも反応性が高く、適切な管理が大切だからです。あわせて部品や基板の耐熱性確認を行うことも忘れてはいけません。

また、フロー工程では、設定温度を約240~260℃に設定し、部品や基板が高温に耐えられる仕様であることを確認してから鉛フリーはんだ用フラックスを使用することをおすすめします。しかし、はんだの濡れ性が鉛入りよりも劣る場合があることから、事前に基板表面の酸化膜を除去して濡れ性を向上させるフラックスを選ぶこと、そしてプリヒートやフラックス量の調整をすることが非常に大切なポイントです。

鉛フリーはんだ・フラックスを上手に使うノウハウ

担当者からのご提案

鉛フリーはんだ・フラックス導入のご提案

基板製造において鉛フリーはんだの導入は、環境規制に対応しつつ、高品質な製造を実現するための重要なステップとなります。
鉛を含まない環境に優しい素材であり、RoHS規制やREACH規制などの国際基準に適合しています。そのため、製品の輸出やグローバル市場での競争力を高めることに寄与します。

また、鉛フリーはんだに対応した製造プロセスは、従来の鉛含有品と比較して耐熱性や信頼性が向上するケースも大いにあり、長期的な製品寿命を確保することが可能です。日々成長を続けているはんだやフラックスについて、説明・提案・コンサルティングまでをトータルでサポートします。

鉛フリーはんだ・フラックス導入のご提案

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