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PRODUCTS

Pb(鉛)フリー対応リワーク装置

Pbfree rework equipment

用途に応じたリワーク装置を「トップシェアのリワーク装置メーカー」として提案します。

用途に応じた多彩なリワーク装置を提供するトップシェアのリワーク装置メーカーとして、当社は60年以上の知見とノウハウを活かし、現場の効率化と品質向上をサポートします。従来はベテラン技術者に依存していた複雑な作業を「スキルレス」かつ「高品質な仕上がり」で実現させることが可能となり、極小部品から特殊部品まで対応し、多種多様なリワーク作業の品質を安定させることが可能です。一台でリワーク作業全工程を完遂できるため、特殊基板などにも柔軟に対応し、現場の負担を軽減して生産効率の向上に貢献します。

大型基板対応 リワーク装置 Rework Station  MS9000XL

リワーク装置とは

about rework

リワーク装置は、基板上の部品における不良箇所を修正するための装置です。

不良部品となったBGAなどを取り外し、再度取り付けることを目的とした設備です。従来は不具合が発生したBGAなどについては、部品の再利用をせず、基板をそのまま廃棄するケースが大半でした。しかし、近年は環境問題や部品自体の価格高騰などにより、基板を廃棄せず、不良部品のみを交換して再利用することが一般的になりました。
また、修正のみならず研究開発の用途としても使用することができます。たとえば、複数の同一基板において、部品を入れ替えた場合にパフォーマンスの差が生じるのかを検証するなど、製品の研究開発部署でも実際にリワーク装置は用いられています。

他にも不具合発生時の原因切り分けの際、怪しい部品を取り外して、正常な基板の部品と入れ替えることで、不具合の発生が元々は正常だった基板側へ不具合が移行されるかどうかをみて、部品が起因の品質問題かどうかを切り分けするなど、最終的な真因の原因解明に至る作業時間を効率化するなど、品質管理分野で使用されることもあります。

リワーク装置とは

リワーク装置の種類

Types of rework

大きく分けると3タイプ(大型基板対応タイプ・高機能タイプ・シンプル機能タイプ)があります。

大型基板対応タイプは、主にサーバー・通信機器・車載用電子基板などの大判基板に対応可能です。広範囲を均一に加熱できる構造となっていることが大きな特徴であり、基板サイズが大きくなるほど温度管理の難易度は上がります。
高機能タイプは、多品種・複雑なリワーク作業に対応可能であり、高精度カメラアライメントなどを搭載しています。BGA・CSP・QFNなどの微細部品にも対応しており、精密な位置合わせと温度プロファイル管理が重要な要素となります。
シンプル機能タイプは、基本的なリワーク作業に特化したコストパフォーマンスの高いモデルであり、操作が簡単で、外部からのエアー供給も不要なため、設置や運用が簡単です。導入コストを抑えつつ、効率的にリワークを行いたい現場に最適です。

リワーク装置の種類

リワーク装置を使用するメリット

MERIT

リワーク装置の最大のメリットは、不具合が出た基板や部品を無駄にすることなく、再利用することが可能になる点です。

昨今では基板や部品が高騰し、破棄することがもったいないケースが多くなっています。使える部品がある場合でも破棄しなければならないことおいて、リワーク装置はまさに救世主と言えます。必要な箇所の部品を取り外して再搭載することが可能になり、破棄する基板を極限まで減らすことが可能です。
また、開発研究の分野では、部品を入れ替えた際のパフォーマンス検証にも大いに役立ちます。手動で部品を取り外すことより何倍も手軽かつ正確に取り外し・再搭載を実施できます。このように、リワーク装置はリワークだけでなく検証などにも役立つ多機能型の装置と言っても過言ではありません。

リワーク装置を使用するメリット

リワーク装置に用いられる技術

technology
温度プロファイルの作成

温度プロファイル作成
【自動温度追尾システム】自社開発

部品を取り外す・再搭載するために、非常に重要な加熱温度のデータ作成、すなわち「温度プロファイル作成機能」が搭載されています。

本来、この項目はリワーク工程の中で最も専門技術が必要であり、最低1日はかけて作成するという非常に高難易度のものでした。しかし、当社のリワーク装置は自動温度追尾システム(ITTSⅡ)を採用したことにより、この作業工程が誰でも約15分で完成します。温度プロファイル作成機能は、従来では対象基板・対象部品・周辺部品・加熱方法・ノズルなどの選定・何回も検証する温度設定など、多岐にわたる内容設定でようやく完成する工程を、スキルレスかつ素早く作成可能になる画期的システムです。

位置合わせ

部品位置合わせ
【ビジュアルムーブ機能】特許取得済み

リワークにおける再搭載時に重要となる「部品の位置合わせ」について、スキルレスで行える機能が搭載されています。

従来では、映像表示した部品画像と基板画像を目視で確認し、手動で地道に位置合わせを行う工程でした。しかし、当社は各画像の対角ポイントをクリックするだけで自動位置合わせを実行できるシステムを採用したことにより、誰でも簡単に位置合わせが可能になりました。XYZθ軸を全て自動で合わせる機能は、まさに位置合わせの革命とも言えます。

リワーク装置を上手に使うノウハウ

加熱方式の切り替え機能
【IRヒーターユニット】

リワークおける加熱方式について、ホットエアー(熱風方式)・IRヒーター(赤外線方式)それぞれを適宜切り替えることが可能です。

加熱方法は、部品によって適宜選択することが本来ベストですが、どちらか一方しか使用できない装置が非常に多いです。当社は高品質なリワークを実現するために、両方式も使用できる仕様にしています。微小チップからアンダーフィル、特殊ソケット、大型BGA、コネクタなど多種多様な部品に対応できるよう随一の柔軟性を携えています。

担当者からのご提案

リワーク装置導入のご提案

リワーク装置は、いわば部品のドクターです。導入によって部品や基板の修正はもちろん、パフォーマンス検証などにも活用できる汎用性の高い装置と言えます。
当社は60年以上の知見とノウハウを蓄積しており、最高品質のリワークをスキルレスで誰でも扱えるように日々アップデートを重ねています。ベテラン技術者しか行えなかった工程を、システムなどで簡単に行うことができます。「こんなに簡単なんだ」とお客様から高評価をいただいている仕様であることから、装置のクオリティーには自信を持っています。ぜひ、高品質なリワーク装置を体感してみてください。

リワーク装置導入のご提案

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