3D高速ハンダ印刷検査装置
YSi-SP
3D+2Dの高精度・高速度検査を実現
多彩な検査が可能な革新装置
- 1種類のヘッドで多様な検査に対応
- 高精度かつ高速検査
- 綿密で幅広いマシン同士のソリューション
特徴
1種類のヘッドで多様な検査に対応

・1種類のヘッドのみで多様な検査に対応可能
・時間やコストなどあらゆるムダを省き、実生産性を高めることが可能
高精度かつ高速検査
<3D検査(独自の3段階アルゴリズムによる)>

■フォーカス調整
・自動フォーカス調整機能あり
・±5㎜までの基板反りに追従をしてカメラ高さを補正可能

■面積測定
・2D用リング照明を採用
・はんだペーストの輪郭を正確に抽出して面積を測定可能

■高さ測定
・位相シフト法により、ハンダペーストの高さを測定可能
・体積値を抽出することが可能
<高精度2D輪郭抽出>

・位相シフト法を組合せ、正確な形状を再現可能
・2D検査(輪郭抽出)による高い再現性を実現
<最大3種類の分解能切替機能>

・同一基板内で最大3種類の分解能を切り替え、自動検査を実施可能
・微細部品から大型部品まで様々な基板に対して検査可能
綿密で幅広いマシン同士のソリューション

■リモート判定
・AOI(外観検査)とSPIの2次判定を1台のPCで対応
・2次判定の作業効率を向上

■各工程での画像同時表示(N点照合)
・各工程毎の画像や生産状況を同時表示
・不具合を発生させた工程を迅速に特定可能

■ダッシュボードによる印刷解析
・はんだの体積変化や印刷機の状態を関連表示
・不良発生時に印刷機の状態を確認可能

■塗布検査データの自動変換
・ディスペンサーからSPIへ、塗布データから塗布検査データを
ワンクリックで作成可能

■印刷情報のフィードバック
・取得した印刷情報やクリーニング指示を印刷機へフィードバック可能
以下の方にお勧めです
- はんだペーストの塗布量を高精度に検査したい
- 印刷後のはんだペースト状態をリアルタイムで確認したい
- 微小な欠陥を迅速に検出して製品の品質を向上させたい
- 多品種少量生産に対応する柔軟な検査プロセスを実現したい
- 不良原因を追跡可能にし、プロセス改善を図りたい
- 生産ライン全体の効率化を支援する高速検査を導入したい
- 厚みや体積など、塗布精度の詳細なデータを取得したい
- 簡単な設定変更で製品切り替えをスムーズに行いたい
- 生産不良を未然に防ぎ、コスト削減を実現したい
- 生産データを活用してトレーサビリティを強化したい
- 印刷機やマウンターなどと同じシステムで扱える検査装置を導入したい
- 印刷機、マウンター、ディスペンサー、検査装置を同一メーカーで揃えたい
- サポートを柔軟に対応してもらえるメーカーの装置を導入したい

基本仕様
対象基板寸法 | L510mm×W460mm~L50mm×W50mm(シングルレーン仕様) ※デュアルレーン仕様なし |
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水平分解能(FOVサイズ) | 1)25μm / 12.5μm / 8.5μm(約50 × 50mm) 2)20μm / 10μm / 7μm(約40 × 50mm) 3)15μm / 7.5μm / 5μm(約30 × 30mm) ※いずれも標準選択式 |
高さ分解能 | 1µm |
検査項目 | クリームハンダの印刷状態(体積、高さ、面積、位置ずれ) |
電源仕様 | 単相 AC200/208/220/230/240V ±10%以内 |
供給エア源 | エアーレス仕様 |
外形寸法(突起物を除く) | L 904 x W 1,080 x H 1,478 mm |
本体質量 | 約550kg |