SMT工程周辺装置
Peripheral equipment for SMT process小型装置から大型装置、備品類まで幅広く取り扱っています。
作業工程において「ここを効率化したい」というピンポイントなニーズにも対応する様々な製品を用意しており、製造現場で役に立つ希望のアイテムが見つかります。

SMT工程周辺装置とは
about Peripheral equipment for SMT processSMT周辺装置とは、基板製造における表面実装技術(SMT)の工程を補助・最適化する装置を指します。品質管理・生産効率の向上・作業環境の改善などを目的として導入されています。
たとえば、リフローチェッカーはリフロー炉の温度プロファイルを可視化し、最適な加熱条件を設定するために使用されます。吸煙機は、リフローや手はんだ工程で発生する有害な煙やダストを除去し、作業環境をクリーンに保ちます。また、チップカウンターは部品在庫の正確な管理を支援し、部品供給ミスを防ぐ役割を果たします。これらの装置は品質向上とコスト削減を実現し、利便性が向上する重要なツールとなります。

SMT工程周辺装置の種類
types of Peripheral equipment for SMT process以下はその代表的な種類です。導入することで品質管理の強化や作業環境の改善、効率的な生産が可能になります。
■リフローチェッカー
・リフロー炉の温度プロファイルを測定する装置
・適正な加熱条件を確認することが可能
■チップカウンター
・表面実装部品の数を正確にカウントする装置
・部品の管理を支援可能
■クリームはんだ攪拌機
・クリームはんだを使用する前に攪拌する装置
・印刷精度を適切に保つことが可能

SMT工程周辺装置のメリット
MERITSMT周辺装置の導入には、多くのメリットがあります。
リフローチェッカーは、リフロー工程での温度プロファイルを測定・分析し、温度ムラを抑制します。これにより、品質のばらつきを減らし、均一なはんだ付けが可能になります。吸煙機を使用すると、リフロー工程中に発生する有害煙を効率的に吸引し、作業環境をクリーンに保つことができ、作業員の健康を守ることができます。また、チップカウンターは、部品数を正確にカウントし、材料のロスや誤発注を防止します。これにより、在庫管理の精度が向上し、効率的な部品供給が可能となります。
その他にもクリームはんだの撹拌機など、製造工程の各段階で重要な役割を果たすものばかりです。導入することで生産性向上とコスト削減が実現し、全体的な製造工程の効率化を図ることが可能です。

SMT工程周辺装置に用いられる技術
technology
■DFM(Design for Manufacturability)
・設計段階で製造性を考慮する
・部品配置やパッドサイズの最適化
■静電気管理
・作業環境のESD対策を徹底し、敏感部品の損傷を防ぐ
■フロー改善
・無駄な動きを排除し、最短で高品質の製品を作る
生産フローを設計
SMT工程周辺装置を上手に使うノウハウ
know-how以下は代表的な例です。
■はんだ印刷工程
・ソルダペーストの温度や湿度を一定に管理
・部品形状やパターンに適した開口設計
・スキージ圧力、速度などを部品サイズに合わせて調整
■リフローはんだ付け工程
・温度プロファイルの調整し、適切な温度曲線を設定
・熱膨張による歪みを防ぐための治具を活用
・ リフロー後のフラックス残留を最小限に抑える

担当者からのご提案
SMT工程周辺装置導入のご提案
基板製造の品質管理や生産性向上が大幅に改善される製品を数多く取り揃えています。
たとえば、リフロー工程の温度管理をするツールを用いると、温度プロファイルを最適化し、均一なはんだ付けを実現することができます。これにより、はんだ不良や部品の損傷を防ぎ、製品の信頼性向上にも繋がるはずです。また、部品管理の自動化を進める装置を導入することにより、部品のカウントや供給精度を高め、ムダを削減可能です。各種装置やツールを組み合わせることで生産工程がより効率化され、コスト削減と品質向上を同時に達成することも可能です。
